ちばっこグルメ、今回は千葉駅から少し歩いた千葉市中央区新田町にあるフランス料理の人気店「ル・クール」さんにディナーでお邪魔してきました!!
千葉市中央区新田町のフランス料理ル・クールさんに行ってきたよ!
千葉駅から10分ほど歩いた新田町、通称「裏チバ」にあるフランス料理ル・クールさん。
淡いベージュの外観が可愛らしい店舗ですが、ディナータイムだとライトアップされていてこれまた素敵な雰囲気に。
入り口横には本日のランチメニューとディナーのメニューが貼られていました。
とりあえず予約済みなのでわくわくしながら、いざ突入です!!
店内に入ると、1階にはお客さんは誰もおらず、お席は2階にあるとのことでけっこう急な階段を「この階段は飲み過ぎたら帰り危ないな…」なんて思いながら登りました。
じつは今回が初の来店。
前々から気になってはいたものの「フランス料理」となるとついついタイミングがつかめずにいたんですが、このままではいつまで立っても行けない!と思い、何でもないこの日にあえて予約をして訪問してきました。
ちなみにまわりはほぼ記念日的な感じでハッピーオーラ満載でございました(笑)
やっぱり記念日ディナーの利用が多いみたいだね!
特別な美食家コースをいただきました
お席につくと、ル・クールカラーの素敵なテーブルセッティングがお出迎えしてくれました。
グリーンの食器って素敵なんだなぁ…としみじみ。
おしながき
さてさて、今日は「特別な美食家コース」を予約しておりまして、コースの内容はこんな感じ。
最近流行りの「ペアリング」のコースもあったのですが、最近あまり飲めないのと連れが運転なので今回は却下。
こちらのコースでお値段20,000円となります。
アミューズ・ブーシュ3種盛合わせ
まず最初にオリーブが出てきましたが、これはもう飲みたくなっちゃう味なので少し困りました。
そして「アミューズ・ブーシュ3種盛合わせ」が運ばれてきましたが、もうデザートみたいで可愛らしすぎませんか?
手前から、クッキーアンドクリームにも見えますが鱈にキャビアが乗ったもの。
プリンのように見えるのがウニの入った人参のジュレ。
そして、クッキーサンドのような見た目のものは…なんとエゾジカの血の腸詰めがサンドされています。
エゾジカさんサンドは食べる時に一瞬ためらいましたが、血生臭さはなく美味しくいただけました。
どれも美味しかったんですが、私は人参のジュレが気に入りました。
上の茶色の部分はちょっと燻製のような味がするんですが、下の方はもうデザート感あふれる感じ。普段あまり生ウニを食さない私ですが、美味しいなと感じましたよ。
スペシャリテ スープ・ド・ポワソン
そしてこちらは「スペシャリテ スープ・ド・ポワソン」
茶碗蒸しが入っているくらいのサイズ感の器に入って運ばれてきました。
蓋をあけると中はこんな感じに。
にんにくが入っているとのことでしたが、あまりニンニク感は強くなくて、とっても濃厚な「飲む」というより「食べてる」感の強いスープでした。
さらっとはしていないのでほんと食べる感じです。
菊芋とフォアグラのムース カクテル仕立て
お次は「菊芋とフォアグラのムース カクテル仕立て」の登場です。
これ、見た目がもう美しすぎて最初のひとさじを入れるのにドキドキしました(笑)
ちなみに私「菊芋」がおそらく初めてだったのですが、どんなものか聞いてみると「見た目は生姜のよう」らしいのですが、味はゴボウでした。
もともと根菜好きでゴボウの大好きだったので、私的に好きなお味でしたね。
ちなみに上に乗っているのは「菊芋のチップス」で菊芋を揚げたもの。
これがパリパリしていて美味しくて、おつまみにあったらおかわりしそうな美味しさでした。
菊芋は見た目は生姜のような形で味はゴボウに似ているよ!
全体のお味は、ちょっと土っぽい菊芋の味がワイルドなのに、デザート感あるムースがマイルドにしてくれている感じ。
そこに菊芋のシャリ感と上のコンソメ?ゼリーが美味しくて全体的に大人なお味で美味しかったです。私はフォアグラよりも菊芋の印象が強かったかな。
鱈の白子のムニエル ケッパーソース
そしてお次は「鱈の白子のムニエル ケッパーソース」鱈の白子とはこれまた豪勢な(ハート)
アップにするとこんな感じ。
鱈の白子はクリーミーでケッパーソースとの相性抜群!
上に乗っているのはパリパリに揚げたケールで、これが薄いのにパリパリした食感と塩気が美味しく、少しずつ崩して一緒に食べると味変にもなって美味しかった!
こうしてまじまじと写真で見ると、ケッパーけっこう入ってますね。美味しくてものすごい勢いで食べてしまったので今になって気づくのでした(笑)
金目鯛のポワレ アルベルソース
つづいては「金目鯛のポワレ アルベルソース」
これがめちゃくちゃ美味しかったんですよ!!
金目鯛の身はものすごくしっとりしてるんですが、皮がもうパリッパリで…正直いままでお魚の皮をここまで美味しいと思ったことがなかったのでビックリしました。
もう今まで食べてきた「パリパリ」だと思っていた魚の皮は幻だったんだと悟りました。。
余談ですが、上に乗っているのはホタテだと思っていたら違ってたんです。
ただ、何が乗っていたのか正直忘れました。。フランス料理の実食ブログって難しいですね、色々と説明を忘れがちです、反省。
金目鯛は身はしっとりだ皮はパリッパリ!もう最高!!
鮑のパイ包み 肝のソース
続いての登場は「鮑のパイ包み 肝のソース」
金目鯛のお次は「アワビ」です。もう豪華食材のオンパレード!!!
やわらかく火を通されたアワビがムース・ほうれん草・パイで包まれていてアワビの肝のソースでいただきます。
これ、アワビがらわらかくて、火の通し加減て本当に大事なんだなと思いました。
肝のソースもたまらなく美味しかったです。
本日の肉料理より 宮崎産和牛のヒレステーキ
そしてこちらは、メインのお肉料理ですが、4種類の中から選べるとのことで、今回は「宮崎産和牛のヒレ肉」に決定しました。
その他に選ばなかったんですが「野生の山鳩」のお肉があって、お話をけっこう熱心に聞いていましたが今回はヒレ肉にしました。
けっこうジビエに積極的なお店のようです。
メインのお肉料理は宮崎産和牛のヒレ肉を選んだよ!
お肉ながら、さすがはフレンチの名店だけあって、見た目は美しいケーキのようです。
けっこうな厚みがあって思いの外ボリューミーなお肉、食べごたえ抜群でした!!
千葉ならではなのか菜の花と、じゃがいも、大根が2種添えられています。
この2種の大根、とっても美味しかったのですが、紫大根とビタミン大根と言うそうで、なんとビタミン大根は土に埋めていない大根なのだそうです。
確かに食感が普通の大根とちがっていましたねー。
そしてお肉の上にちょこんと添えられているのは「トランペット」というお野菜(キノコ)だそうで、なんでも下処理がものすごく大変なキノコなんだそうです。
見た目がトランペットのようなキノコと聞いて気になって調べてみたところ、本当にトランペットみたいな形をしていました!!
世の中にはまだまだ知らない食材がたくさんあるもんだな、としみじみ。
チーズの盛合せ 又は 小さなデザート
さて、お次は「チーズの盛合せ 又は 小さなデザート」からお好きなものを選べるとのことで、私は迷わずチーズの盛合せをチョイス。
手前から時計回りにカマンベール・トリュフ入りチーズ・ブルーチーズ。ブルーチーズに添えられているのは梅酒につかっていた梅だそうで、これも美味しかったなぁ。
ちなみにトリュフ入りチーズが一番のお気に入り!!
そして連れが選んだのは小さなヨーグルトデザート。
ひとくちもらう隙もなく気付いたらなくなっておりました…無念!!(とっても美味しそうに食べてました…)
栗のスープ仕立て ラム酒のアイスとコーヒーガナッシュ
そしてこちらは「栗のスープ仕立て ラム酒のアイスとコーヒーガナッシュ」
上に乗っかっている天使の羽のようなものは「メレンゲ」です。
もうね、見た目も美しい!でもこれじつは完成形ではないんですよ。
スープをゆっくりと注ぎ入れてもらってます!!
※動画はまわりの音が入ってますので注意
こちらが完全体の「栗のスープ仕立て ラム酒のアイスとコーヒーガナッシュ」です。
もうね、とっても美味しかったです。
おとなのデザートといったところでしょうか・・・
ラム酒のアイスが少しずつ溶けて行って、メレンゲはお好みで硬めのまま一緒にいただいても美味しい。
ラム酒のアイスの下に丸い土台的なガナッシュがあるんですが、半分溶けたくらいに食べたら最高に美味しかった!!なんだろう、甘かろう良かろう、みたいな逃げは一切ない感じです。
ラム酒の味と栗が大人な味わいを醸し出していて「う〜ん」とうなりながら食べ終わりました。
また食べてみたい一品です。
食後のお飲み物と小菓子
そしてこちらは「マダム」が丹精込めてお作りになったという「梅入りフィナンシェ」と「栗のグラッセ」
素朴ながらも美味しい小菓子。
フィナンシェで梅入りというのは中々普段お目にかからないので「ほー」と頷きながらいただきました(笑)
食後のお飲み物は紅茶を選びましたが、小菓子をたべながらだったらコーヒーでもよかったかな。
さて、ここまでの所要時間約3時間。
途中「けっこう早食いしちゃったかな?」なんて場面もあったのに、時間が経つのが早くてビックリしました。たまにはゆったり時間をかけておいしいフランス料理もいいものですね。
ル・クールはフランス語で「ハート」
「ル・クール」はフランス語で「ハート」という意味だそうで、店内にはハートマークがたくさん。
パンに付けるバターも可愛らしいハート型なんです。
かわいくてもったいなかったんですが、美味しくいただきました。
「ル・クール」はフランス語で「ハート♡」
ル・クールの店舗情報
ジャンル | フランス料理 |
営業時間 | ランチ 11:30〜15:00(Lo13:00) ディナー17:30〜22:00(Lo19:30) |
定休日 | 水・木・第3火曜日 |
座席数 | 20席 |
クレジットカード | 使える |
電子マネー QRコード決済 | 使える |
住所 | 〒260-0027 千葉県千葉市中央区新田町 23-17 |
駐車場 | 近隣にパーキングあり |
電話番号 | 043-246-2387 |
その他 | ネット予約可能 |
ル・クールへのアクセス
まとめ
ル・クールに行くなら予算の目安は?
ランチコース:6,000円〜
ディナーコース:10,000円〜
※魅力的なコースが多数あります。
2023年11月の訪問記録をもとに書いた記事です。